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「メルカリ アッテ」で2人と会った話 4

奇しくも、会うことになったその日は土曜日だった。
土曜の夜9時過ぎといえば、ヤフオクに最も人が集まる時間帯。
少しでも高値が付くように、わざとその時間帯に落札が終了するように複数出品しているのだ。

そんな焦る気持ちをますますかき乱すようなメッセージが届き続けた。
男「日程はいつにしますか?」
男「間違えました」

俺「到着しましたら連絡下さい。10分以内に行って、ソフトバンクの店の前に車を停めます。車は〇〇です。」
男「まだかかりそうです!近くなりましたら連絡します!」

男「後10分くらでつきます!」
俺「はい、これから行きます」
男「つきました!」

ホントに来ちゃったのかよー!と思った。


ソフトバンクの前には白いワンボックスカーが停まっていた。
運転席と助手席に男性が二人。
車内では青い装飾が光っていて、いかにもな感じだった。

こちらから先に外に出て、近付いて行った。
すると運転席の大柄な男性が降りて来た。肌は日焼けしていて瞳孔が開いている。

「あ、トシさんですか?」
「どうも遅くなってすいませんでしたー」
質問に答えないのかよ、と思いつつ、意外と礼儀正しくて、少し安心した。


MIKAさんとのやり取りから学んだので、手ぶらのうちに先にお金を出してもらった。
すると、お礼を言うのを遮るように
「見せてもらって良いですか?」
と俺の車に近付いて行った。

やっぱり危ない人だ、と思い直した。
「一応、確認して下さい」と言いながら渡した。
10kg近くある物を片手で抱えて、もう片方の手で箱を開けて、
「はい、大丈夫です」と言っていた。パワーもすごい。


改めて明るい所で確認したら傷があったとか、因縁を付けられたらまずいと思って、すぐ帰ることにした。
「それじゃあ、失礼しますー。遠い所からありがとうございましたー」
と言って彼の方を見ると、車内照明が付いていて、後部座席にもう一人いるのが見えた。

奥さんだろうか、お水風の綺麗な人だった。
その人におじぎをしたが、こっちを見るばかりで、返してもらえなかった。


そうして逃げるように帰って、MIKAさんが初めての人を怖れていた心境が分かったのである。
ちなみに今回の取引も、お互い「良い」評価だった。

おわり

2016年11月16日 05:58 
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「メルカリ アッテ」で2人と会った話 3

■Case2  県外の男との出会い

大型の不要品はまだまだある。
今度は、車の整備工具を定価の1/3の値段で出品した。

この商品は以前、俺自身が、どこかで安く売ってたらなーと探していたものだから、欲しがる人の目にすぐ留まると確信していた。

すると、2時間後に応募があった。
県外に住む男性で、都合をつけて近くまで取りに来てくれるという。


2〜3日中に渡せると思いきや、見通しが悪いようで、連絡は途絶えた。
次に来たメッセージは
「明日か明後日あたり大丈夫ですか?」
というものだった。
「はい、どちらでも大丈夫です (^-^)」
と返したらまた無言になった。

悪い予感が高まって来た。
彼のプロフィールを見ると、ベビー用品の購入と、車の改造用品の販売履歴がある。
メッセージは平仮名多めでほとんど短文。

予想では、若いヤンキーの確率100%。
気が変わって買う気がなくなった確率は90%。
そんなんだったらキャンセルして他の人に譲りたくなった。


そうして1週間が経ち、こちらからメッセージを送ってみた。
「送料千円でご自宅までお送りできますが、いかがなさいますか?」
すると、
「今日取りにうかがうぃす!」
との返事。うぃす!ってなんやねん。
しかも夜9時を過ぎるという。


ヤンキーが1人で県外まで来るワケがない。
仲間を連れて来て、最悪の場合、力づくで物を奪って行くかもしれない。

自分の欲しい物が、指定した時間・場所で待っている。
チンピラとか中国人だったら、これほど良いカモはないだろう。

そんな風に考えると、無事にお金を受け取れる可能性はどんどん下がって行くのだった‥‥。
つづく

2016年11月08日 05:48 
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「メルカリ アッテ」で2人と会った話 2

会うのはそれから2日後になった。
昼過ぎのスーパーの駐車場といっても人が多く、区別が付かないので、目印になる場所に立って待っていると知らせた。

すると間もなく、女性が一人、車から降りて駆け寄って来た。
派手なヤンキー系とは正反対で、くわばたりえに似ていた。

少しも待たせまいと本気ダッシュをして来る姿に好感を持ったし、間違いなく母乳が詰まっているのが分かって、素晴らしい数秒間になった。

くわばたりえを相手に妄想
【くわばたりえで妄想】


お互いハンドルネームしか知らないから、まずは確認し合った方が良いのかな、と思っていたが、MIKAさんの方から本名を名乗って来た。
「どうもー折原と申しますー。」
「あ、MASです‥‥ちわッス。」

「この前はドタキャンして申し訳ありませんでしたー。これお詫びといっては何ですが、梨です。それからこれがお金ですー。」
と、立て続けに物を渡して来た。

こちらは両手でキャンプ用品を持っているものだから、指先だけで受け取る形になった(笑)
こういう時はどういう手順にするとスムーズになるのだろうか。

「わざわざどうも、ありがとうございます。こちらが品物です。一応確認して下さい。」
「はい大丈夫です。お世話様でした〜。」

と受け取るやいなや、背中を向けて行ってしまった。
会ってからここまで、約20秒。
梨2個と数百円を手にしながら呆然とした。



今回の取引はお互い「良い」評価だった。
改めてお礼を言うついでに、このメルカリアッテで今度ランチ友を募集しようと思うんですが、MIKAさんいかがですか?と誘ってみた。

すると、こんな返事が来た。
「ランチ会良いですね、でもごめんなさい。
家にはイヤイヤ期突入中の1歳半の子がいて、ランチを楽しめる状況ではありませんm(__)m
それに私、ものすごく人見知りでして‥‥(^-^;)」

断り慣れてるし、ドタキャンや高速取引は人見知りのせいだったのかーと納得した。


まあでも、街で会ったら挨拶を交わせる位になったのではないだろうか。
‥‥と思ったら、顔がくわばたりえで体がホルスタインの女性はどこにでもいるのだった。


■Case1  おわり
■Case2  県外の男との出会い につづく

2016年10月29日 03:34 
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アウトドア&フィッシング ナチュラム
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