【6月25日】
禁煙治療に保険が使える医療機関情報から、市内の内科呼吸器科医院を見つけ、禁煙外来の門を叩いた。
先生の眼は大きく、眩しい位に輝いていた。
内臓を制する者は人生を制する、と俺は考えていたから、内臓マスターである先生が体現しているように見えて頼もしく思った。
最初にブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)を聞かれ、保険が適用される200以上であることを確認された。
次にタバコ依存症スクリーニングで、タバコ依存症であることを確認された。
呼気中一酸化炭素濃度測定では14ppmと出て、バリバリの喫煙者ということが確認された。
そしてニコチンパッチを使う禁煙治療の説明を受け、治療同意書にサインをして、「一緒に頑張りましょう」と言われた。
ニコチンパッチの『二コチネルTTS30(ニコチン52.5mg含有)』を2週間分処方してもらった。これを1日1枚ずつ体に貼ってニコチンを吸収し続ければ、禁煙中の禁断症状が和らぐというものである。
帰って来て早速二の腕に貼った。
診察代と薬代の合計は三千円位だった。

【その日の夜】
ニコチンパッチを貼ればタバコが嫌いになるという訳ではなかった。
行動前に気合いの1本、イライラしたらもう1本、落ち着いたらまた1本‥‥と、あらゆる場面でタバコを頼りにしていたから、恋しくて仕方なかった。
結局は、危険なことだが、ニコチンパッチを貼ったままで何本も喫煙してしまった。
寝る前にタバコを吸うと眠りが浅くなるのは普段から感じていたことだけど、ニコチンパッチだと副作用で悪夢を見るというから恐ろしい。
宴会場でゲロを吐き、その後なぜか皆で着替えタイムになり、生まれて初めて食い込みブルマを履く、という変態的な夢を見た。
【6月26日】
昨日のパッチを剥がすと、その部分がカブれていた。やっぱり1日中貼りっぱなしだと体への負担が大きい気がする。寝る時は剥がすことにした。(以降は悪夢もカブれも無くなった)
ニコチンパッチはタバコを吸いたいという気持ちを200分の1くらいまで減らしてくれるらしいが、全くそんな風には感じられなかったので、一番辛いと言われる禁煙初日を立ちはだかった壁のように感じた。
近いうちにちゃんと禁煙しなきゃ、だから今のうちに吸っておこうと、それから1週間はパッチを貼ったまま余計にバカスカ吸った。
買い置きしてあるタバコ(マイルドセブンスーパーライトのソフト)が無くなると、間違って買ったタバコ(エクストラライトやボックス等)を探して吸った。
もう煙の出る物なら何でも良くなっていた。
【6月30日】
次の受診日まで1週間。歯医者で歯のクリーニングを始めたことだし、そろそろ本気で禁煙しないと無駄に無駄が積み重なってしまう。
無職なので他人からの誘惑は無い。しかし食事の後やコーヒーを飲む時、パソコンに向かう時などはタバコがないとキマらない。そんな連鎖型喫煙が多いから、断ち切る為に、普段とは違う行動をしようと思った。
飲酒である。
ただでさえ頭の回転が悪いのに、飲むとますます酷くなるので本当は嫌だが、チョーヤの梅酒と缶チューハイを買って来て、飲みながらブログの更新をした。
考えてみれば俺は、飲み会で上手く喋れないからタバコを吸い始めたようなもので、酒を飲むとますます吸いたくなるのだった。
しかし、喉のイガイガ感を、梅酒の糖分とアルコール分で無理やり押さえ付けているうちに、予想以上に酔いが回って来た。
その勢いで寝たら、なんと1日禁煙出来た!
そんな訳で、俺にとって禁煙の極意とは、苦痛を感じる暇があったら寝ること、となった。
この日を禁煙初日とする。
【7月1日〜7月6日】
それからは、おつまみ系の食べ物で、手と口の寂しさを紛らわすようにした。
干し昆布・茎わかめ・スルメ・煮干しetc。この世から酒屋が無くなっても別に構わないと思っていたが、おつまみの宝庫なんだから今さら重宝。
ニコチンの離脱症状である集中力低下・イライラ・頭痛・眠気・脱力感はもれなく出て来た。更にニコチンパッチの副作用である口渇・血圧上昇・動悸なども出て来たように感じた。
熱いお茶か冷たい水がタバコの代わりの刺激になって良いらしいが、冷たいお茶を飲み過ぎて腹を壊した。
そんなこんなで、どちらかと言えば体調不良っぽくなって、刺激物が辛くなって、タバコに執着する気持ちは薄らいで行った。
【7月7日】
2回目の禁煙外来受診。呼気中一酸化炭素濃度は1ppmで、非喫煙者レベル(1桁台)まで下がった。
「おお素晴らしい、禁煙出来てるね。どうやって止めたの?」と聞かれ、
「酒飲んで止めました」と答えたら、嫌そうな顔をされた。
「まだ吸いたいと思う?」「少し思います」
「そっかー、じゃあもう少し頑張らないとね。吸いたい気持ちが無くならないうちは次のステップ進めないからね。この前と同じ大きさのパッチ出すから、もう2週間貼ってみて」
と言われ、再び『二コチネルTTS30』を処方してもらった。
診察代と薬代の合計は¥3,040だった。
参考サイト:たばことさよなら!
禁煙治療に保険が使える医療機関情報から、市内の内科呼吸器科医院を見つけ、禁煙外来の門を叩いた。
先生の眼は大きく、眩しい位に輝いていた。
内臓を制する者は人生を制する、と俺は考えていたから、内臓マスターである先生が体現しているように見えて頼もしく思った。
最初にブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)を聞かれ、保険が適用される200以上であることを確認された。
次にタバコ依存症スクリーニングで、タバコ依存症であることを確認された。
呼気中一酸化炭素濃度測定では14ppmと出て、バリバリの喫煙者ということが確認された。
そしてニコチンパッチを使う禁煙治療の説明を受け、治療同意書にサインをして、「一緒に頑張りましょう」と言われた。
ニコチンパッチの『二コチネルTTS30(ニコチン52.5mg含有)』を2週間分処方してもらった。これを1日1枚ずつ体に貼ってニコチンを吸収し続ければ、禁煙中の禁断症状が和らぐというものである。
帰って来て早速二の腕に貼った。
診察代と薬代の合計は三千円位だった。

【その日の夜】
ニコチンパッチを貼ればタバコが嫌いになるという訳ではなかった。
行動前に気合いの1本、イライラしたらもう1本、落ち着いたらまた1本‥‥と、あらゆる場面でタバコを頼りにしていたから、恋しくて仕方なかった。
結局は、危険なことだが、ニコチンパッチを貼ったままで何本も喫煙してしまった。
寝る前にタバコを吸うと眠りが浅くなるのは普段から感じていたことだけど、ニコチンパッチだと副作用で悪夢を見るというから恐ろしい。
宴会場でゲロを吐き、その後なぜか皆で着替えタイムになり、生まれて初めて食い込みブルマを履く、という変態的な夢を見た。
【6月26日】
昨日のパッチを剥がすと、その部分がカブれていた。やっぱり1日中貼りっぱなしだと体への負担が大きい気がする。寝る時は剥がすことにした。(以降は悪夢もカブれも無くなった)
ニコチンパッチはタバコを吸いたいという気持ちを200分の1くらいまで減らしてくれるらしいが、全くそんな風には感じられなかったので、一番辛いと言われる禁煙初日を立ちはだかった壁のように感じた。
近いうちにちゃんと禁煙しなきゃ、だから今のうちに吸っておこうと、それから1週間はパッチを貼ったまま余計にバカスカ吸った。
買い置きしてあるタバコ(マイルドセブンスーパーライトのソフト)が無くなると、間違って買ったタバコ(エクストラライトやボックス等)を探して吸った。
もう煙の出る物なら何でも良くなっていた。
【6月30日】
次の受診日まで1週間。歯医者で歯のクリーニングを始めたことだし、そろそろ本気で禁煙しないと無駄に無駄が積み重なってしまう。
無職なので他人からの誘惑は無い。しかし食事の後やコーヒーを飲む時、パソコンに向かう時などはタバコがないとキマらない。そんな連鎖型喫煙が多いから、断ち切る為に、普段とは違う行動をしようと思った。
飲酒である。
ただでさえ頭の回転が悪いのに、飲むとますます酷くなるので本当は嫌だが、チョーヤの梅酒と缶チューハイを買って来て、飲みながらブログの更新をした。
考えてみれば俺は、飲み会で上手く喋れないからタバコを吸い始めたようなもので、酒を飲むとますます吸いたくなるのだった。
しかし、喉のイガイガ感を、梅酒の糖分とアルコール分で無理やり押さえ付けているうちに、予想以上に酔いが回って来た。
その勢いで寝たら、なんと1日禁煙出来た!
そんな訳で、俺にとって禁煙の極意とは、苦痛を感じる暇があったら寝ること、となった。
この日を禁煙初日とする。
【7月1日〜7月6日】
それからは、おつまみ系の食べ物で、手と口の寂しさを紛らわすようにした。
干し昆布・茎わかめ・スルメ・煮干しetc。この世から酒屋が無くなっても別に構わないと思っていたが、おつまみの宝庫なんだから今さら重宝。
ニコチンの離脱症状である集中力低下・イライラ・頭痛・眠気・脱力感はもれなく出て来た。更にニコチンパッチの副作用である口渇・血圧上昇・動悸なども出て来たように感じた。
熱いお茶か冷たい水がタバコの代わりの刺激になって良いらしいが、冷たいお茶を飲み過ぎて腹を壊した。
そんなこんなで、どちらかと言えば体調不良っぽくなって、刺激物が辛くなって、タバコに執着する気持ちは薄らいで行った。
【7月7日】
2回目の禁煙外来受診。呼気中一酸化炭素濃度は1ppmで、非喫煙者レベル(1桁台)まで下がった。
「おお素晴らしい、禁煙出来てるね。どうやって止めたの?」と聞かれ、
「酒飲んで止めました」と答えたら、嫌そうな顔をされた。
「まだ吸いたいと思う?」「少し思います」
「そっかー、じゃあもう少し頑張らないとね。吸いたい気持ちが無くならないうちは次のステップ進めないからね。この前と同じ大きさのパッチ出すから、もう2週間貼ってみて」
と言われ、再び『二コチネルTTS30』を処方してもらった。
診察代と薬代の合計は¥3,040だった。
参考サイト:たばことさよなら!


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