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あざ取り物語 3

◆ アザ除去手術後の生活
かつて職場の同僚が包茎手術を受けた時に、「麻酔が切れた後が地獄」と言っていたのを思い出して、同じように痛くて眠れなくなったらどうしよう、と心配していた。
眼鏡 参考記事:包茎手術でゴールデン武勇伝
しかし薬が効いたのか、脈に合わせてズキズキするとか、そういう酷い痛みは発生しなかった。

寝る時はタオルケットを丸めて置いて、腰を浮かせると楽だった。
腰を痛めた時と似たような姿勢になったので、このアザは「腰に注意すべし」という前世からの警告だったのかなぁと思ったりした。

ちなみに父の頭と、母方の祖父の腕にも大きいアザがあるが、警告としては受け取っていないと思う。
昔は幼くして亡くなった子供に、生まれ変わったらすぐ見つけられるようにと、わざとアザを施して目印にしたそうだが、その話と俺達に関係があるかどうかは不明だ。

ニチバン 防水フィルムロールタイプ BFR10
抜糸するまでの一週間は、なるべく汗をかかないように過ごし、シャワーは身体の一部だけで済ますのが理想だろうけど、汗だくになる仕事をしているから、初めから無理と分かっていた。
シャワーの時に絆創膏を濡らさないようにするのが、自分で出来るせめてものケアだと思った。

ドラッグストアで、好きな大きさで切り貼りできる、医療用の防水フィルムを買ってみた。
これで皮膚は濡れずに済んだが、絆創膏は僅かに濡れて皺ができてしまった。



■ 9月16日(金) 手術から2日後
消毒してもらう為、クリニックへ。
受付を閉めるのが早いので、会社を早退して来なければならなかった。
何の手術でも術後の診察は必要だろうから、今後は手術を受ける時期や家からの距離も考慮した方が良いなと思った。

先生には、絆創膏が濡れていても責められなかった。
「傷口濡らさないようにね」と言われながら、今度は少し小さめの絆創膏をパーンと貼られた。
愛想は無くてもサッパリしていて楽かもしれないな、と思った。
診察料は350円だった。


◆ 抜糸前の手術痕写真
アザ除去手術後0919写真防水フィルムを2枚使ったり、腹にラップを巻いてみたりしたけど、手術痕が斜めだからか、水滴を完全に防ぐのは難しいのが分かって来た。
更に仕事の予定変更で、抜糸の日まで通院が出来なくなった。
面倒だからこの際、毎日自分でマキロンで消毒して絆創膏を貼り替えることにした。

家には丁度「メディケア 大きめ救急バン L」という巨大な絆創膏があった。
まさかこのタイミングで森下仁丹や阿蘇製薬の製品のお世話になるとは思わなかったな。

つづく

2011年10月14日 21:37 
健康 (アザ・ホクロ除去) | comments(4) |

あざ取り物語 4

■ 9月22日(木) アザ除去手術から8日後
抜糸する日が来た。
美容整形を売りにしているクリニックだから、若い女性が多いのかと思ったが、待合室にいる人は様々だった。
今回は、シミだかイボだかを取ってもらった婆ちゃん達が雑談していて賑やかだった。
「あの先生、難しいこと言わないでパパッとやってくれて好きだわぁ」
「そう、だから通ってんのよー」

誰しも醜くなる不安を抱えて生きているだろうけど、このクリニックは周辺住民の心の拠り所になっているように思え、神々しさを感じた。
しかし、パパッとされると、イメージと違っていた、でももう遅い、という風になりそうで怖い。

おしりのアザの他にも、顔のホクロや毛穴など、いつか直したいと思っている箇所はまだまだある。
そのために良いクリニックを探すつもりでいたけど、ここは止めておくことにした。

アザ除去手術後0924写真抜糸の時に痛みは無かった。
「はい終わーり。これ2・3日貼っといて。」
と、以前より更に小さい絆創膏を貼られ、わずか2分程度で終了した。
診察料は350円だった。
トータルで9,340円。安くて良かった。
これでスッキリさようなら!

上は抜糸から2日後の写真


◆ 抜糸後の生活
絆創膏いらずになってから気持ちはだいぶ楽になった。
恐る恐るのシャワー生活は止め、通常の入浴に戻した。
手術痕は少し腫れて火照っているような感覚があり、椅子などに触れると痛みが走った。
腰の周辺の筋肉はこわばっているようで、不用意に曲げると傷口が開きそうな気がした。

10月に入ってからは、違和感を覚える回数が徐々に減って来た。
そしてもう気にならなくなったので、中断していた腹筋とストレッチ運動を再開した。


◆ 手術から約1ヶ月後の写真
アザ除去手術後1012写真現在は黒いアザの代わりに、赤い縫合痕がある状態で、まだ目立っている。
でもこれなら人に見られても平気だ。


おしりに黒いアザのある男の子はもういません。
誕生日を迎えて、白髪がリアルに感じられる年齢になったにも関わらず、生まれ変わった気分でいるオッサンを見かけませんでしたか?
そんな時は思い出して下さい。この物語を。

2011年10月20日 00:19 
健康 (アザ・ホクロ除去) | comments(7) |

好色先輩

昨日はUさんとOさんと夜勤だった。
シフトは一緒でも、各自が持ち場を与えられていて、仕事内容も休憩するタイミングも違う。
事務所でカップラーメンをすすっていると、「いいな、こっちは忙しくてメシ食う暇ないのに」などと言って来る人もいる。
だから人の組み合わせによって居心地がだいぶ変わる。


Uさん(44歳)とは先日の宴会で打ち解けてから、仕事以外のことも話すようになった。
Oさんがいなくなった時に「良い人見つかったか?」と聞かれた。
突然の質問に驚きつつ、そんな話題が懐かしく思えるほどに恋愛願望が弱くなっていることに気付いた。

最近は土・日・祝日・昼夜関係なく働くのが当たり前になっていて、飛び飛びで存在している休日に体を滑り込ませるのがやっとだ。
出掛けるとか、人と会うといった選択が特別なものになってしまっている。

「MAS君に一人紹介しようと思ってたんだけど、この仕事、よっぽど理解してもらわないと合わせるの大変だろ。
それにその人、住んでる所遠いから見送ったんだぁ。
ちょっと天然な37歳処女だって。女友達の友達なんだけど。
今は他の人と付き合い始めたって聞いたなぁ。」

ブホッとなった。
自分では、就職して恋愛する資格を得たつもりでいたけど、その資格を全然活かしていなかったことに。
そして三十路を越えた独身同士だと、必然的に訳アリ同士になってしまいそうなことに。


それでまた、どうしてそんな遠い所に女友達がいるのか聞いてみると、どうやら出会い系で知り合ったらしい。
Uさんの奥さんと子供が実家に帰っている時に家に呼んで、寝室でドキドキのハメハメをしたことも語ってくれた。
Uさんは、Oさんが来ないか何度も振り返りながら、実は女好きで、子供の同級生のママや、職場の女性に手を出したことも教えてくれた。

プレイボーイは会社と家を往復するだけの生活に収まらず、あらゆる隙間から女性に触手を伸ばしているように思え、すざまじいものだな、と思った。
そしてこんな田舎でも、旦那以外の男とメールを交わし、歩きながらセックスのことを考えているオバサンが居ると思うと、いささかショックだった。


Uさんはこの会社では俺の1ヶ月先輩だが、前の会社では、俺の友人の先輩だった。
友人は高校の時は、恥ずかしくて異性のことを話題にしないようなタイプだったが、入社した途端「女紹介しろー」という風になった。
Uさん、この人の影響だったのか。
18年の時を経てやっと分かったよ。

2011年10月26日 05:13 
日記 (日記 vol.4) | comments(6) |

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