MASログ

MASログTOPへ
ようこそ四十路ランドへ!

四十路を前にして

三十代の終わりまで残り半年を切った。

昨年の4月に解雇されてから、短期の仕事をちょこちょことやったけれど、ほぼ無職だった。
(勤めていた会社は倒産こそしなかったが、先日、社長退任の報道があったので、首の皮一枚で繋がっている状態なのかもしれない)

俺にとっては倒産寸前の会社を経験したのは人生で4度目だったので、この際、思い切って県外に移住しようと思った。
できればもっと仕事が多くて、雪が降らなくて、災害の少ない所へ。



親しみ深い東日本で考えると、真っ先に東京が浮かぶが、東京は住む所ではないイメージ。
神奈川はよく知らないけど、東京よりも都会で、入る隙がないイメージ。
もう少し自然が多い所が良いな。千葉か埼玉。

しかしどちらの場所にも行ったことがないし、憧れも思い入れもなく、気が進まないまま時が過ぎて行った。
むしろ俺の嫌いな、バナナマン設楽や土田晃之が埼玉出身だと知って、少し引いたりした。



その間、歯医者通いして、上の前歯4本をオールセラミックにして笑顔に自信を付けた。(全部で6本になった)
にもかかわらず、朝寝て夕方起きる生活に陥ったため、県外で知らない人と肩を並べて歩くなんて絵空事みたいになって来た。

車検に保険の更新、一時停止違反で警察に捕まり反則金納付なんてこともあった。東京にも行った!
そうして貯金は少なくなり、雪が降り始め、2014年中の引っ越しは諦めた。



引っ越し費用を貯め直すため、派遣の無期限の仕事に就いたのは今年の2月だった。
朝6時過ぎに起き、ほうじ茶と共に昼の給食弁当を味わい、夜10時に眠くなる健康的な生活になった。

仕事は、ようやく慣れて来たと感じたのが3月、辞めた人の代わりに他の仕事も覚えて、と言われたのが4月。
嫌になったり落ち着いたりを繰り返している。



久々に働き始めた俺に、親は縁談を持って来ようとしている。
もしその人を好きになって、共に生きたいと思っても、この地で働きたいと思うだろうか。
いや、どこへ行ったとしても、働きたくないのが本音でござる(笑)
この人のために頑張ろう、なんて気持ちになれるのだろうか。

2015年04月06日 00:43 
日記 (日記 vol.4) | comments(2) |

ジャータイプ(丸容器)のハンドクリームの利点と欠点

◆利点◆
・チューブタイプと違い、絞り出す手間が掛からない。
・残さず使い切ることができる。


◆欠点◆
・落とすと悲惨。まさかのパソコンぶっかけが発生。
ニベアソフト_ジャータイプ

というか、慣れない力仕事で腕がボロボロ。
よく物を落とすだよ。

2015年04月08日 23:40 
日記 (写真・イラスト付き日記 vol.2) | comments(0) |

「寄生獣 セイの格率」を見終えて

アニメ「寄生獣 セイの格率」全24話を見終えた。

週イチの楽しみがあると、「まだ月曜かぁ、でも寄生獣の放送(水曜)まであと少しだ」という風に心の支えになって良かった。

「寄生獣 セイの格率」新一片腕画像

原作の内容は大雑把にしか覚えていなかった。
だから登場人物一人一人の死に方が新鮮に思えた。

説明不足で不自然になってしまっている部分は、原作をうっすら思い出して補正して、あまり気にしないようにした。

それから
「なんだ‥‥ほとんど可能性ゼロに近いじゃないか!‥‥でもやらなけりゃ‥‥確実なゼロだ!!」
このセリフを寄生獣で一番の名言だと思って覚えていたが、その場面を改めて噛み締めて見ることができて良かった。



一方、原作を読んでいない人の目にはどう映るのか興味があった。

寄生獣は海外にもネット配信されていて、「かいがいの」というブログ等で、外国人の反応を毎週知ることができた。
日本人の科学者や銃器マニアのコメントも付いていたりして、楽しみは倍増した。


今後また何かのアニメにハマったら、こういう海外感想まとめサイトを探して、世界中の人達と一緒に楽しみたいと思う。



【PR】 Huluで今すぐ視聴!今なら無料視聴実施中!

2015年04月11日 23:44 
娯楽 (映画・テレビ・DVD) | comments(0) |

本日の決まり手

今は某工場で、部品を梱包して海外へ発送する仕事をしている。
仕事内容より会社の独自ルールにストレスを感じることが多い。

例えば段ボールや紐などの梱包資材は、あまりストックせずに、底を尽きるのを見計らって、自分で発注しなくてはならない。
ネット通販全盛のこの時代に、会社では昔ながらの小売店を利用してるため、発注してから届くまでに10日も掛かる。
しかも注文日が決まっているから、半月位ピンチが続くこともある。


「PPバンド用ストッパー」という消耗品が、気が付けば残り少なくなっていた。
もし無くなったら代わりはないし、発注しなかった俺のミスになるから、ホームセンターで自腹で買うことにした。

梱包資材売り場では50個入り198円で売っていた。
農業用品コーナーでは100個入り235円で売っていた。こちらを購入。
お金で買える幸せがある。これでしばらくは安心だ。


満足して出口に向かったのだが、何を思ったのか、自動ドアに向けて車のリモコンキーを押してしまった。
「あれ開かないな」と戸惑った、あの1秒を返して。

2015年04月18日 02:32 
日記 (日記 vol.4) | comments(0) |

ひとりで、会いに行きます 1

父の知人の娘、瞳さん(仮名)に会うことになった。
ペットショップで働いている、可愛い系の36歳。
バツイチで小5の娘がいるという。


父と母は月に何度かのペースで店に行って、新しく飼う犬を物色し、ついでに俺のことを話し、瞳さん自身が嫁に来れるかどうか探りを入れていた。
ぜひウチで犬を買って欲しい。私も貰って欲しい、と乗り気の返事を貰ったのだという。

家族が増えれば我が家はリフレッシュするだろう。
茶の間でテレビの音量を上げたまま居眠りする習慣もなくなるだろう。(あれはみっともない!)
両親はまだ共働き中だが、金銭的な援助は惜しまないと言っていた。



俺は以前は、見知らぬ男との間に生まれた子供を育てるなんて絶対嫌だと思っていたが、カワイイ女の子なら見守りたくなるかもグヘヘ、と思い始めたところだった。
だから瞳さんの場合はOKだった。

また、婚活サイトを利用した経験から、シングルマザーが新たなパートナーを求めていたとしても珍しくはないし、手に職を持っているのはかなりポイントが高いと思えた。


浮気かDVか、いったい前の旦那にはどんな酷いことをされたのだろう。
それでも、動物にも客にも子供にも優しくできるのだろうからすごい。
一人で健気に稼いで子育てしているのだからすごい。

好きになるかも。勢いで結婚するかも、なんて思った。



両親は俺を店に連れて行って、「これがウチの子ですー」と紹介するつもりだったらしいが、断った。
俺一人で会いに行くことにした。
つづく

2015年04月27日 01:04 
日記 (恋愛活動) | comments(0) |

ひとりで、会いに行きます 2

瞳さん(仮名)はいつ出勤するのか、父が事前に聞き出していた。
土曜日は休みで、日曜日は11〜16時までの勤務だという。
あれ? 朝から晩まで身を粉にして働いてる訳じゃないのか、男に合わせるような休み方だな、と思った。


日曜日の午後2時頃に店に行った。
近所で買い物を済ませた人達が、ショーウインドウの中の仔犬を見ようと集まっていた。
その場にいた店員に瞳さんを呼んでもらうことにした。

「どのような御用件でしょうか?」
「えーと、ペット飼うかどうかの相談で‥‥以前瞳さんに名刺もらったものですから」
と咄嗟に嘘を付いた。
我ながら怪しさ満点だが、商談用の席に通された。


約5分後に瞳さんが現れた。
髪はアッシュボブで崩さぬ笑顔。一見可愛げだが、「可愛い系」に分類されるのは違うと思った。
面長で、目は切れ長。目頭と目頭の間隔が異様に狭い。
怖いくらいのヘビ顔ではないか。

蛇顔の芸能人
【イメージ】


「お忙しいところすいません。○○店の息子のMASといいますー。
ウチの親から、瞳さんがパートナーを探してると聞いていて、一度お会いしたかったんです。
親と一緒だと恥ずかしかったんで、突然ですいませんが、押しかけちゃいました。」

「あ‥ああ、話は聞いてました。お父さんと似てますねー。すぐ分かりました。
パートナーかぁ‥‥うーん、いま子供との生活でいっぱいいっぱいなんですよー。
離婚したのが7年前で、それからそういう風になった男の人とかいましたけど、上手く行かなくて、今は特に考えてませんでした。」

これだけの会話で、返り討ちにされた気がした。
父と似てるなんて、気持ち悪いと言われているようなものなのに、その後3回ほど言われた。



「お父さんキャバちゃん(キャバリア犬)気に入ってらして、ウチの店で買いたいって言って下さってましたよー。
今度はご両親といらして、ぜひ買ってくださいねー。

あ、そうそう、お父さん、私の車のタイヤ交換してくれるということで、ケータイに電話かけてみたんですが、教えてもらった番号繋がらなかったんで、間違ってたみたいなんで、伝えておいてください〜。」


父がそこまで入れ込んでいることに驚いたし、言うことがいちいち可愛くなくて驚いた。

「MASさんって生真面目な性格だと聞いてました。」
と言われた時には絶句してしまった。
親に生真面目と思われているのは意外だったし、それを直球で返して来るところに悪意を感じた。


また、ずっとトリマーだった訳ではなく、数年前までは派遣で俺と同じ工場に勤めていたと聞いて、話が弾むどころか、危険を感じた。
あの会社に勤める女性はみんな気が強かったから。


蛇女画像1瞳さんは椅子に座らず、俺の横でずっと片膝立ちしていた。

とにかく今は忙しいから早く話を切り上げたい、そういう意志の表れだと感じた。


今度はちゃんと時間を合わせてゆっくり話したい、と告げると「知り合ったばかりなのにですかー?」と小悪魔発言。

では気が向いたらこちらに連絡を、と名刺を渡すと、
「ではこの名刺を他のお客さんに‥‥なんちゃって。今度はぜひご両親と一緒に来てくださいねー」
と、からかわれながら別れた。


可哀想で健気な女性、ではなくて、生意気でブン殴りたくなる女だと思った。
わずか10分足らずの会話で、どうせケンカして離婚したんだろうと推測させられた。

俺と両親との間に美醜感覚のズレがあるのはしょうがないとしても、親が営業トークを見抜けなかったのは腹立たしいことだった。
つづく

2015年04月30日 01:03 
日記 (恋愛活動) | comments(6) |

spacer