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「メルカリ アッテ」で2人と会った話 1

■Case 1 メルカリ主婦との出会い

不用になった物を出品して、近所で欲しがっている人を募集することができる「メルカリ アッテ」。
このアプリに、使わずじまいだった某キャンプ用品を定価の半額で初出品してみた。

すると、同じ市内に住む女性、MIKAさん(仮名)が応募してくれた。
プロフィールを見ると、アッテ歴はゼロだけど、メルカリの取引歴は100件近くあって、大先輩と呼べる人だった。

夜8時頃だったが、市内で会って渡すだけならすぐだから、今からでも大丈夫ですよーとメッセージを送った。
しかし「小さい子がいるので夜は難しいです」と返って来て、翌日の昼過ぎにスーパーの駐車場で会うことになった。


出品だけとは限らないが、身の回りの物を100個近くも切り売りしている女性とはどんな人なのか。
しかも取引相手の全員から良い評価を貰っているから、本腰を入れて取り組んでいるのだろう。
工場によくいた、見た目は派手だけど根は真面目なヤンキー女性を想像した。

梱包資材はどの店で買っているのか、メルカリで値下げを要求された時はキレずにどう対応しているのか等々、聞いてみたいことは山ほどある。
それから、授乳中だとしたら、パイオツはどれほどバルーン化するものなのか見てみたい。


そんなスケベ心を察したのかどうなのか、約束の時刻の1時間前になって、「子供が急に熱を出してしまいました。」とドタキャン宣言をして来た。

工場にいた女性達も同じ理由でよく休んでいたから、ヤンキー系統の疑いを強めた。
しかし、「後日にして頂いてもよろしいでしょうか m(__)m」と丁寧にお願いしてくるあたり、そうでもない気がする。

果たしてメルカリ主婦とは‥‥。
つづく

2016年10月29日 00:58 
日記 (日記 vol.5) | comments(0) |

「メルカリ アッテ」で2人と会った話 2

会うのはそれから2日後になった。
昼過ぎのスーパーの駐車場といっても人が多く、区別が付かないので、目印になる場所に立って待っていると知らせた。

すると間もなく、女性が一人、車から降りて駆け寄って来た。
派手なヤンキー系とは正反対で、くわばたりえに似ていた。

少しも待たせまいと本気ダッシュをして来る姿に好感を持ったし、間違いなく母乳が詰まっているのが分かって、素晴らしい数秒間になった。

くわばたりえを相手に妄想
【くわばたりえで妄想】


お互いハンドルネームしか知らないから、まずは確認し合った方が良いのかな、と思っていたが、MIKAさんの方から本名を名乗って来た。
「どうもー折原と申しますー。」
「あ、MASです‥‥ちわッス。」

「この前はドタキャンして申し訳ありませんでしたー。これお詫びといっては何ですが、梨です。それからこれがお金ですー。」
と、立て続けに物を渡して来た。

こちらは両手でキャンプ用品を持っているものだから、指先だけで受け取る形になった(笑)
こういう時はどういう手順にするとスムーズになるのだろうか。

「わざわざどうも、ありがとうございます。こちらが品物です。一応確認して下さい。」
「はい大丈夫です。お世話様でした〜。」

と受け取るやいなや、背中を向けて行ってしまった。
会ってからここまで、約20秒。
梨2個と数百円を手にしながら呆然とした。



今回の取引はお互い「良い」評価だった。
改めてお礼を言うついでに、このメルカリアッテで今度ランチ友を募集しようと思うんですが、MIKAさんいかがですか?と誘ってみた。

すると、こんな返事が来た。
「ランチ会良いですね、でもごめんなさい。
家にはイヤイヤ期突入中の1歳半の子がいて、ランチを楽しめる状況ではありませんm(__)m
それに私、ものすごく人見知りでして‥‥(^-^;)」

断り慣れてるし、ドタキャンや高速取引は人見知りのせいだったのかーと納得した。


まあでも、街で会ったら挨拶を交わせる位になったのではないだろうか。
‥‥と思ったら、顔がくわばたりえで体がホルスタインの女性はどこにでもいるのだった。


■Case1  おわり
■Case2  県外の男との出会い につづく

2016年10月29日 03:34 
日記 (日記 vol.5) | comments(2) |

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