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Gold Rush!〜ウンコ大話 1〜

★トイレが安息の地にならなかった件
アパートにウォシュレットが付いていないため、職場のトイレが貴重な肛門ケアの場となる。
催していても家でせずに、わざと我慢しながら出勤したりする(笑)


個室にもこだわりがある。
入り口から1番手前は特急用で、よく飛び込み下痢噴射に使われているのを知っている。

1番奥は長居用で、使う人が多いから、1番汚れている。
水溜りの中には黒カビが棒状になって浮いている。(これは水流では落ちないが、タワシでひと擦りで済むものだと自分ん家で発見した)


だからその日は、無事に真ん中の個室を確保できて嬉しかった。
勝利の余韻に浸るのも束の間、トイレを出る時に履き替えた靴に違和感をおぼえた。
誰かが間違って俺のを履いて行ったのだった。

そうなると大変だ。
靴には犯人の名前が書いてあったが、字が汚くて読めないし、どこの職場なのかも分からない。
他人の水虫菌付きの靴なんか履きたくないし、始業時刻も迫っている。


しょうがなくその靴を履いて、課長の所に向かった。
「トイレで誰かが間違えて自分の靴を履いて行ったんですが、字が読めません」
まるで幼児のような訴えに、まず笑われた。

その後、左右の靴を見比べて、3人掛かりで字が判読され、犯人が特定された。
隣りの職場で喋ったことはないが、時々独り事を口にしている、不気味なSさんだった。

課長が「S君、靴間違えてたぞ!」と言うと、Sさんはこちらに向かって来て
「すいません、靴間違えてました」
とオウム返しのように言った。


怖くて、それ以来、トイレはなるべく早く出るようにしている。

2017年07月23日 22:35 
日記 (日記 vol.5) | comments(0) |

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